「高橋さーん」


前で先生があたしを呼ぶ。

「ふぇ?」


そう言った瞬間


ギャハハハハハハ!!!


と、笑い声が響いた。

「///」


あたしは、グッと唇に力を入れた。

「自己紹介。聞いてなかった?」


「すみません…」


静かになったのに
後ろから聞こえる、嫌味のある笑い声。


「頼、うるさいっ//」



あたしは、後ろを気にしつつ自己紹介をした。