「ところで、名前を教えていただけませんか?
あ、僕は、ビーストといいます。」

「そのまんまですね、王子様なのに。
あ、私はベルといいます。

美しい人、という意味です。」

「貴女のお父さんは懸けに勝ったみたいですね。」

もしブサイクに育ったら、どうするつもりだったんだ。と思いましたが、ビーストは黙っていました。