プチーン…


「…コロス」

「「え?」」


怒りに震えた低い声に控え室にいる人達は間抜けな声を発した。


「花穂子落ち着い…」

「てめえデカいからって何だよ。あぁ"?お前がちっさかったらちびって言われたらイラつくだろーが!
他人の気持ち考えて口開けやボケ!」

掴みかかろうと思っていた私を紗英がガシッと押さえる。