もう最悪…っ!
穴があったら入りたい…っ

とゆーかいっそ逃げ…

「「っ…、可愛い~っ!!!!」」


キーンッ…と耳に響くほどの大きな声に、
反射的に肩がビクッと上がった。

…、ぬ?

目の前にはキラキラと目を輝かせる男の子と女の子が10人ほど。

その後ろで叫ぶサポーターと思われる人達も何十人かいた。