確かに、顔はイケメン。

「うわっ!!めっちゃイケメンじゃん!!」

優花が叫ぶ。

「んー…そだね」

俺はモテている!!

みたいな感じがやだな…

「美紀ぃ~…」

優花が甘えたような目であたしを見つめた。

もしかして…

「行きたいの??群れの中に…」

「さっすが美紀♪わかってるね♪」

そうして、あたしたちは廊下に向かった。

優花は可愛い。

すっごく可愛い。

そして、

男の扱いに慣れている。

キャーキャーと、

黄色い声が鳴り響く中に、優花は入って行った。

よくやるよ…