びくっ!! っと体を大きく跳ねらせる男の子にしまったっと感じつつも、優しく話しかける。 「ごめんね、びっくりしちゃったよね。大丈夫だよ。 僕の名前は遥って言うんだ。君の名前は何て言うの?」 今だにびくびくと体を小さくさせる男の子に、その瞳をしっかり見て微笑みかける。 大丈夫だよって…。