公園の入口。
夕日を背にして一人の男の人が走ってきた。


「パパ――!?」


ぎゅうっとしがみついていた手を離して、男の人の方へ駆け出して行くとおる君。


とてとてと走り寄るその姿すら可愛いらしくてきゅんとしたのはここだけの話。