[佑杜side]

俺は突然凌に呼び出されたから校舎の裏に行った。


そこにいたのは、凌でもなく莉穂だった。

そこで莉穂から1枚の紙を貰った。

莉穂は俺に渡した途端走って行ってしまった。

その手紙を見てみると、俺への思いがたくさん詰まってた。

だけどそれを受け止めて、付き合うという形には出来なかった。

でも、それを莉穂にいう勇気は今の俺には無かった。

今思えばしっかり伝えておけば良かった。


[莉穂side]
緊張して渡したあとに走ったら体育館の入り口にいた。

でも私は内心、返事は待っていなかった。

佑杜の思いを知るのが怖かったから、たとえフラれるって知っていていても返事はいらなかった。

だけど、この後本当に自分の思い通りになるとは思ってなかった。