なんか、それはそれで複雑な気持ちではあるんだけど。
校門を通りすぎ、右へと足を進めようとした時。
「あのさ」
直樹が足を止めた。
「え?何?」
私は、後ろを振り返り足を止めた。
「今日、うち来ない?」
…は?
「な、な、なんでいきなり―…」
私の足は、なぜか後ろに下がる。
「いやいや!そんなに遠ざからなくても!やましいことなんて考えてないし!」
「"やましいこと"!?」
「だから違うっつーの!!」
じゃあなぜ、家!?
「ただ、"あれ"を治す方法を考えるだけだから!」
あ、そうだ。
本当の目的が、頭から薄れてた。
校門を通りすぎ、右へと足を進めようとした時。
「あのさ」
直樹が足を止めた。
「え?何?」
私は、後ろを振り返り足を止めた。
「今日、うち来ない?」
…は?
「な、な、なんでいきなり―…」
私の足は、なぜか後ろに下がる。
「いやいや!そんなに遠ざからなくても!やましいことなんて考えてないし!」
「"やましいこと"!?」
「だから違うっつーの!!」
じゃあなぜ、家!?
「ただ、"あれ"を治す方法を考えるだけだから!」
あ、そうだ。
本当の目的が、頭から薄れてた。