「始めの見張りは俺がするから近藤は先に休みなよ」中村が近藤をいたわり言った、近藤も「ありがとう」と言って中村の気づかいに感謝した。「じゃあ夜中の4時になったら起こすから」「分かった何かあったら直ぐに起こせよ」中村にそう言うと近藤は二階の部屋に上がって行った。
正直中村もとても疲れて直ぐにでも寝てしまいたいが自分よりも近藤の方が疲れているのは一目瞭然であった。