中村は彼ら二人を家の中に入れリビングに案内した、二人共とても疲れているようすだったので中村は直ぐにさっきコンビニからとった飲み物を彼らに差し出した。二人は無言でそれを受け取り少し飲んだあと急に中村に喋りだした。「ありがとう急に家にこんな他人を上げてくれて、ゲームが開始してあの中立の者にルールを聞いたあとからずっと歩きっぱなしで」「私達本当に疲れていたの」今までずっと黙っていた女の子も急に喋りだした「君達知り合いなの?」中村が聞いた「いいえ違う」女が答えた、「彼女とは今日の昼頃に偶然会ったんだ」「じゃあ二人共家はこの近く?」「えぇそう」「まさかこんなにも近くにプレイヤー仲間が三人もいるなんてビックリだよな」男の子が疲れたようすで言った。 「ああそうそう自己紹介がまだだった、俺の名前は近藤翔太」「私の名前は清水千里」二人が名乗ったので中村も自分の名前と年齢を二人に教えた、「17かじゃあやっぱり俺と同い年か」「ちなみに私は18だけど」「まぁお互い仲良くやろうよ同じプレイヤー同士」近藤が少し陽気な感じで言った、しかし中村は複雑な心境だった。