そのあと麻理の遺体を埋めて田中はそこに目印になる物と一輪の花を置いた、田中はにじみ出てくる涙をしっかりと拭き最後に「絶対勝って戻ってくるからな」と力強く誓った。

四人は病院に戻り、神谷はもうしばらく中村の治療のためにここに残らないといけないと言った。しかし田中はそれなら自分は一人で行動すると主張した。「無茶な事は止めろ」神谷の言葉に耳を貸さず田中は黙々と出発の準備をしていた「急にすまないな中村、でも俺はもう逃げないって決めたんだ‥俺は戦う例え一人でも‥狩る者を倒す」


田中はそう言うと部屋を出て行った。神谷が直ぐに追いかけ、中村は追いかける事も出来ず、何も言えずただ田中を見送るしか出来なかった。


そして中村はこの時が新たなスタートの瞬間何だと理解した、麻理は死という道を選び・田中は戦うという道を選び中村の元を去って行った。しかし中村自身にはまだ進まなければいけない道が何なのかまだ分からなかった…。物語はシーズン２につづく