中立の者は田中の目の前でまるで煙のように消えた‥そしてそれと同時に田中の金縛りもとけた。三人は直ぐに麻里に駆け寄り田中は麻里の身体を抱き上げた。


しかし麻里の身体は青白くなり身体はもう冷たくなりかけていた、「何やってんだよお前‥何がごめんだよ‥」田中はそう呟くと大粒の涙をこぼした。