「そのあと直ぐに消火器で家の周りの火を消して気を失ってる君達を家の中に運んだ。」神谷は説明を終わらせ黙り二人の言葉を待った。


「俺達はその山田って子の作戦にまんまとはまったって事か」近藤がニヤリとしながら言った。すると神谷は元生徒を誇らしく思い「そうだよ山田君の作戦や勇気のお陰で今こうやって君達とゆっくり話が出来る」と笑顔で言った。