やっとガソスタに着いたのは夜の11時で田中と麻理は二人共疲労困憊だった、ガソリンを車に入れたあと田中は麻理に今日はここで休もうと提案した。田中はガソスタの中にある休憩室のソファーで寝て、麻理は車の中で夜を明かした。

一夜明けて二人は気を取り直し警察署に向けて出発した。車での道中田中は麻理に自分の昔の武勇伝を聞かせていた、しかし麻理は半分程話を聞いた辺りから眠くなり最後らへんの話は全く聞いていなかった。