次の朝。
私は、彼の胸の中で起きた。


『みやこ、おはよう。』

『おはよう。』


時計は、まだ6時前だった。


『佑君、早いね。私まだ眠たいよ。』

『うん。あんまり寝れなかった。昨日、みやこ。何回も求めるから寝れなかった。』


『朝から変な事言わないで。あと、私じゃなくて佑君がでしょう。』


『当分我慢だし。許してよ。』

彼の顔は、私の胸の上にあった。

『可愛く言っても無理。今からやらないよ。』

そう言っても、彼は離れなかった。彼が私の体を強く抱きしめた。私も同じように強く抱きしめた。