拓也が第一印象と違って
あたしは
大打撃を受けた。


はっきり言うと、
ショックだった。


ショックすぎて
やけ食いまでしてしまった。
(梓に言わせると
これはいつものことらしい。
…まあ流しておこう。)





それからあたしは
拓也と喧嘩友達?に
なってしまった。

不本意だけど。



次の日から
毎日話しかけてくる拓也。


話しかけてくるから
それに答えるあたし。


最初はイライラしながら
話していたけど
いつのまにかそれを
楽しんでいる自分がいた。


そう思ったら
素直に、ストンと心に気持ちが落ちてきた。




『ああ、あたし拓也のこと好きなんだ』


って…。