「ちなみにあたしとあかり同じクラスだったから、

……ってちょっとあかり、聞いてる?」




んーまずは3年生を片っ端から調べるでしょ?

これは今日の昼休みでいいかな?

でもしもいなかったらー…いや、いるよね。

でも、もしね、いなかったら、そしたらやっぱり2年生ってことに…。

でもあんなに背が高かったし、なんか雰囲気も……



そうこう考えている間に新しい2年のクラスについた。


ちょっと緊張する。



「ね…梓…?」



と、横を振り向いた。


……梓がいない。

…置いていかれた?


なんで!?





軽くショックをうけつつ、ドアを開けた。