あまりにも甘くて、一瞬で昂ぶった



中学生のように押し寄せる衝動


バカか俺、こんな所で


でも止まりそうにない



唇が合わさると、このまま俺のモノにできるかもしれないって思う




ちょっと強引だけど

でも、アイツより優しくできるから

それだけは自信があるから





「さき」

何度も名前を呼んで



「守ってやる」

そう伝えて





「好きだ」






何度も彼女にそう言い聞かせた




ただ俺の思いを伝えるだけのような行為

欲求を満たして欲しくて

全身で俺に応えて欲しくて

さきの体の震えをとめるように指と唇を這わす