毎日感じてた

辛い

怖い

寂しい

優しくして欲しい

アタシだって、誰かに愛されたい

好きだと言われたい

小さくてもいいから幸せを感じたい




乾いていた涙が溢れてきた

鼻をすする

「いや?」

戸惑ったようにとうまくんが至近距離のまま尋ねた

アタシが首をふると、またキス

とうまくんの指先が直に肌に触れた


熱い

そう思った瞬間「冷たい」って言われた

冷えた体をあたためるようにまた包まれる