横を向いて向き合うととうまの長い足と自分の足を折り重ねて、少しでも体を近づけた

優しく髪や顔を撫でられて、その指先が気持ちよくて穏やかに眠気が襲ってくる


「寝そう??」

「ん……眠い」


首の下に差し入れられた腕がぬくい


眠りに誘うように何度も何度も髪を撫でられて


まぶたが完全に閉じてしまった