次の日…

私の親友の
莉香に
春斗を知ってるか
聞いてみた。

「当たり前じゃん!何?好きになったか?」

「好きとかよく解らないよ…誰かを好きになったらどうなるの?」

少し
困った顔をしたが
莉香はすぐに笑顔になり
答えてくれた。

「その人のことを気が付くと考えてたり、目で追っちゃってたり、その人に逢いたくなったりしたらそれは恋してるんじゃない?」

「そうなんだ…」

私も
よく解らないけど
と莉香は言って
空を見つめてた。