「ただいまー」

「あっおかえり」


「そーらっ
友達できた?」

「できたよ…」

「あーら…
どれくらい?」

アタシは
なにも言わず
指を一本立てた

「えっ!?
まさか一人?」

コクン

「はー…
アナタそれでも
アタシの娘なの?

アタシが空と同じ
中2のときなんて…」


「あーっ
もーいーよ」

母は本気で
アタシを
心配しているようだ…