「俺、帰るわ…」




気を利かせてか、出て行った。






「何してんだよ前咲!台無しにしやがって!!」
「あたしは…間違ってた」





間違ってたの。
壊れてたの。





「は?」
「もう…誰も傷つけない。もう後悔しない。」






後悔しない方法は、正しく生きることだってわかった。







いじめをしてた時…幸せじゃなかった。
快感だった。





それだけ…だった。