あたしは、無我夢中で全力で走ってた。



着いたのは、“屋上”



あたしは、死にたくなった。



あたしも死ねば武瑠のもとへ行ける。



飛び降りようとした時だった。




武瑠は、あたしが死んで武瑠のもとへ行く事を望んでるのかな?




そう思うと、無性に涙が溢れてくる。



その時、


あたしは、思った。


“あたしは、武瑠の分まで生きなきゃダメだよ”。




つらいよ。


すごくつらいよ。



苦しい。苦しいよ。



あたしは、何ヶ月か立ち直れなかった。