【ドラマ】ぽっちゃり刑事  ~僕のぽっちゃり彼女~

モグモグ、パクパク・・・


モグモグ、パクパク・・・



「おじちゃん、やっぱここのたこ焼きが
日本で一番おいしい!!」


「ありがとうよ、真菜ちゃん。
今日はサービスだ!!
もう一皿お食べ!!」


「わぁ~、ありがとう!!
いっただきまー・・・」


「ぽっちゃりぃぃぃー!!!」


「んんっ!? 長谷川さん?」


真菜がたこ焼きを頬張ろうとしたら、
先輩刑事の長谷川さんが私の名前を呼んだ。






「ぽっちゃりぃぃぃー!!
そいつは、ひったくり犯だぁ!!」


「ひったくり?」


ふと見ると、ものすごい勢いで
犯人らしき男がこっちへと走って来る。


「どけコラぁー!!」


ドンっ!!


ひったくり犯は私の肩にぶつかった。


「あっ!!」


それと同時にたこ焼きが地面に落ちた。



「あぁぁぁぁぁーっ!!!」


私は思わず叫んだ!!


ひったくり犯は見向きもせずに
走り去って行く。



「たこ焼きが・・・
私の・・・たこ焼きが・・・」


「おい、ぽっちゃ・・・り?」


メラメラ!!!


真菜の体から炎が燃え滾った!!


「てめぇ~!!!」


「ぽっちゃり?(汗)」


メラメラ!!


ぽっちゃりの怒りの満ちた顔に
長谷川はたじろいでいた。



「待たんかいコラァーッ!!!」


ゴォォォォォー!!!


真菜はダッシュで走り出した?
いや、転がりだした?


「は、はやい・・・」


長谷川はその速さに驚いて立ち尽くしていた。









ものすごい速さでひったくり犯を
追いかける真菜。


「おらおらおらぁー!!!」


真菜は一気に犯人に追いついた。


「なっ、なにぃー???」


「待たんかいっ!!」


真菜は犯人の肩を摑み止めて、
胸ぐらを掴んだ。


「ひぃぃぃぃー!!!(恐)」


「おまえ、何したかわかっとんかぁ?」


「ええっ・・・い、いや・・・
ひ、ひったく・・・りを・・・」


「違うわ!!」


「ひぃぃぃぃぃーっ!!!」


真菜は大声で犯人を怒鳴りつける。



「おまえはたこ焼きを粗末にしたんや!!」


「たこ焼き???」


「食べ物を粗末にするなんて、
大罪やぞぉー!!!」


真菜は犯人の胸ぐらを強く摑み直し、


「牢屋からもう一回やり直して来い!!」


「ひぇぇぇぇぇ!!!!」


真菜は犯人を懐に入った。


「おりゃあああ!!!」


ドスーンッ!!!


真菜は犯人を一本背負いした。


犯人は完全にノビていた。


「食べ物の恨みは怖いぞ。」


真菜はそう犯人見下ろし言った。



署に帰ると署長が真菜の元へ来た。


「相田くん、またお手柄だって?
いやぁ~君の検挙率には頭が下がるよ。」


「いえ、とんでもない。
警察官として当たり前のことを
したまでです。」


「はっ!?」


長谷川は思っていた。
おまえ、たこ焼き落とされたことに
キレてただけじゃないか!!


「いやぁ~その謙虚な態度。
気に入った!!
これからも頼むよ!!!」


「はい!!」


真菜は署でも尊敬の眼差しで見られてる。
署の英雄だ。