【亜紀】


お酒を無理矢理飲まされた翔はどさって倒れてしまった。


「翔さーん?」


起き上がる気配なし。


大丈夫なのかな?


私が心配しているのをよそに恭ちゃんは楽しそうにしている。


彩のほうを見るとあっちも少し心配しているみたい。


私たちは顔を見合わせてどうしたものか考えた。


翔が気を失っている間、恭ちゃんは一人で楽しく飲んでいる。


私と彩は二人の買ってきた袋の中に私ジューズがあったため諦めてそれを飲んだ。


ガバッ


突然起き上がった翔


「翔!!!」


「にゃはははは♪やっと起きたかカケルン♪」


「あなた相当よってるわね・・・」


「そんなことないよーん。」


恭ちゃんは酔ってる


翔は起きたかと思ったらシーンとしてる。