「ていうか、浩介!!」


「なーに?」


「あんたこの前あったとき何も言わなかったじゃない!!!」


待って?


この前?ってことはもう二人とも会ってたってことだよね?


「彩~何で言わなかったのよ!もう2人って会ってたんじゃん!」


「・・・忘れてたわ。」


「彩の頭は恭でいっぱいだもんね~♪」


「それよりさ、浩介。あんたなんで戻ってきたのよ?」


無視されましたよ・・・


まー私もそこのところ気になっていたからいいけど。


「何で来たか?って?」


「うん。」


「あっちの勉強も一段落ついたし?日本に帰りたいなーって!!しばらくはこっちにいるつもりだよ!!」


ニコっと笑う浩介。


「ねえ彩。亜紀と二人になりたいんだけど?」


「亜紀はいいの?」


「・・・うん。まー。」


今更、浩介と二人きりだから気まずくなるってこともないと思うから別にいいと
思った。


彩は心配そうな顔で屋上から出て行ったけどね!!


そんな心配することじゃないのに!!