時間が経つのは早くてもうお昼を食べる時間だ。


「亜紀行くわよ!!」


「へ?どこに?」


「屋上よ。浩介には聞きたいことがあるからね。」


よーく見れば彩の後ろには少し困ったように笑う浩介。


彩に強引に連れてこられたわけか。


「ほらさっさと行くわよ!」


そして私たちは彩に引っ張られ屋上についた。


「3人が揃うのって久しぶりだね~。」


「そうだね~。」


相変わらずのん気なところは変わらないらしい。


「はー。あなたたちって本当のん気よね。」


なんだかんだ言って彩も嬉しそうだ。