「本当に申し訳ありませんでした。隊長は私を信頼して下さったのに、その期待に応える事が出来ませんでした」
隊長命令まで無視した。
「いや、レイは私の期待に応えてくれたよ。元帥と共に無事に帰って来てくれた」
「それは、隊長が助けてくれたから…」
「それでも、今こうして隣にいてくれるだけで私は幸せだ」
「……」
まただ…。またこの人は一瞬で私の不安を奪い去ってくれる。その優しさに甘えてはいけないのに、つい身も心も寄せてしまう。
と、詩織がレイの膝の上に頭を乗せて来た。そして静かに語る。
「ルナが死んだ時、私は守護隊としての自信が無くなった…。自分の部下も守れなくて、他のものを守れるはずがないと思ってた…。だが今回レイを守れて、まだ私には人を守る力があると分かった。だからレイ…ずっと私の傍にいてくれ。お前は私の大切な光だ」
隊長命令まで無視した。
「いや、レイは私の期待に応えてくれたよ。元帥と共に無事に帰って来てくれた」
「それは、隊長が助けてくれたから…」
「それでも、今こうして隣にいてくれるだけで私は幸せだ」
「……」
まただ…。またこの人は一瞬で私の不安を奪い去ってくれる。その優しさに甘えてはいけないのに、つい身も心も寄せてしまう。
と、詩織がレイの膝の上に頭を乗せて来た。そして静かに語る。
「ルナが死んだ時、私は守護隊としての自信が無くなった…。自分の部下も守れなくて、他のものを守れるはずがないと思ってた…。だが今回レイを守れて、まだ私には人を守る力があると分かった。だからレイ…ずっと私の傍にいてくれ。お前は私の大切な光だ」