「本当に申し訳ありません」
縄を解き、床に両手をついて深々と頭を下げる。
「いいのよ。助けてくれたんだから」
元帥はそう言い優しく微笑んでくれたが、こんな事になったのはレイの責任だ。
絶対である隊長命令も無視してしまったのだから、酷い罰を受けるか、守護隊クビだろう。
「早く外に出ましょう」
後の事は後で考えればいい。今は元帥を安全な場所に連れて行かなければ。
二人が扉の近くまで来た時、
「死ね…死ね…死ねー!」
気絶していると思っていたリーダーが、手にナイフを握り突っ込んで来た。
すかさずレイは元帥の前に飛び出すが、剣を上手く握れてない。
(間に合わない!)
覚悟を決めた時、突然レイは背後から腕を引っ張られ廊下へと放り出された。
「!?」
縄を解き、床に両手をついて深々と頭を下げる。
「いいのよ。助けてくれたんだから」
元帥はそう言い優しく微笑んでくれたが、こんな事になったのはレイの責任だ。
絶対である隊長命令も無視してしまったのだから、酷い罰を受けるか、守護隊クビだろう。
「早く外に出ましょう」
後の事は後で考えればいい。今は元帥を安全な場所に連れて行かなければ。
二人が扉の近くまで来た時、
「死ね…死ね…死ねー!」
気絶していると思っていたリーダーが、手にナイフを握り突っ込んで来た。
すかさずレイは元帥の前に飛び出すが、剣を上手く握れてない。
(間に合わない!)
覚悟を決めた時、突然レイは背後から腕を引っ張られ廊下へと放り出された。
「!?」