レイは紙を握り潰した。
「軍に要請を出しますか?」
警官の提案にレイは首を振る。
「軍を動かして犯人にばれたらそこで元帥の命は終わりです。手紙を書きますので、守護隊第一部隊隊長に送って下さい。くれぐれも内密に」
「分かりました」
詩織に連絡し、お金を用意してもらおう。お金で元帥の命が救えるならそれでいい。
だが例え元帥を救えたとしても、レイは守護隊をクビになるだろう。元帥を危険にさらしたのだから。
でも元帥を救えるのならそれでいい。
(隊長…)
ずっとあなたを照らして、あなたの笑顔を見ていたかったけど、もうすぐお別れのようです。
「軍に要請を出しますか?」
警官の提案にレイは首を振る。
「軍を動かして犯人にばれたらそこで元帥の命は終わりです。手紙を書きますので、守護隊第一部隊隊長に送って下さい。くれぐれも内密に」
「分かりました」
詩織に連絡し、お金を用意してもらおう。お金で元帥の命が救えるならそれでいい。
だが例え元帥を救えたとしても、レイは守護隊をクビになるだろう。元帥を危険にさらしたのだから。
でも元帥を救えるのならそれでいい。
(隊長…)
ずっとあなたを照らして、あなたの笑顔を見ていたかったけど、もうすぐお別れのようです。