その日から

決して全員が許してくれた訳ではなかったが、温かい目も少しずつ増え

次第に噂もどこかへ
消えてしまったようだった。






それから

卒業までの数か月は瞬く間に過ぎていった。



その間

先生とは会う事も
声を聞く事も出来なかったが

それでも私の日々は穏やかなものだった。