数日後


部活を終えていつもの様にマユと水を飲みに水道まで行く途中

今日はスーツ姿の先生が目に飛び込んできた。


話すチャンスを逃すまいと

高鳴る鼓動を抑え、何気なく見えるよう

先生の横にたった。



私が何を話そうか考えを巡らせていた時


「この後何もなければ
この前話していた食事でも
どうかな?」



さりげない先生の誘いに

驚きを隠せないまま見上げ

「着替えてきます」

と言い残し


喉の渇きも忘れて部室に向かった。