そして、キレイに響いた音に教室中が聞き耳を立てているような、そんな空気
「2人ともクリパ(クリスマスパーティー)強制参加ねー?」
「は?なんで?」
別にいいけど、なんで強制的?
首を傾げるあたしに
グロスがあしらわれたみぃの唇から白い歯が除き、妖艶な輝きを魅せる
「そこでココが奏斗くんに告ればいーじゃん?」
みぃのウィンクを合図に、
「ひゅーうっ!いいねー!告っちまえよー!」
「永年の想い、ここに成熟かー?」
「えっ?2人付き合ってたんじゃなかったのー?」
神経を研ぎ澄ませていた教室内が、一斉に盛り上がる
けど、