光夜はあたしの顔を見て聞いてきてくれた。



その表情は初めて見た光夜の優しくて柔らかい表情だった。



その表情に胸がキュンってなって、あたしはこの人が大好きなんだって思った。






「女の初めてって痛いんだろ?」


「ううん、大丈夫。ちょっと痛かったけど、すぐ気持ちよくなったよ?」


「…………お前には恥ずかしがるって事はないのか?」


「えっ、ありますよ。それくらい」