「お前は阿呆か!女なら初めてとかは特別なもんだろ。ちゃんと彼氏とかとするもんだろ」


「彼氏じゃないけど光夜が好きだからいいもん。初めては彼氏とするもんじゃなくて、好きな人とするもんだもん」






光夜はベッドに腰を下ろして大きなため息をはいた。



あたし間違ってる?


光夜はあたしが初めてだったら抱いてなかったの?






「大丈夫か?」


「へっ………?」