お隣さんから電話がかかってきたのは、夜中の3時だった。



待ちくたびれて、携帯を握りしめたまま眠ってしまったあたし。



着信音を最大にしていらたからその音にびっくりして起き上がった。






「はいっ」


『すぐに家こい』


「えっ?」


『ツーツー……』






早っ。
もう切れちゃてるよ。