光夜は優しくあたしの頭を撫でてくれる。



ほんとすごく幸せだ。





「これからはいい記憶ばかり植え付けてやる」


「うんっ」


「諦めなかった褒美もやる」


「えっ?何くれるの?」


「なにが欲しいんだよ?」





欲しいもの?
改めて考えると欲しいものってあったかな?