本を返し、帰ろうと思い足を進めた。 ん? あれ…? なんか頭痛い……? それはごくわずかな痛みで、特に気にしない事にした。 しかし頭痛の痛みは増していく事に気付いた。 あ~… 結構しんどいなぁ…。 痛む頭を抱えながらやっとの思いで下駄箱に着き、靴に履き替えた。 帰ったら大人しく寝てよう…。 そう思い、校舎から出た瞬間… 「………っ!!!」