「よかったじゃない♪イイ男見つけたわね!!さすが桜だわ!!」



「か、海……引かないの?」


私は恐る恐る聞いてみた。


「なんで引くのよ?別にいいんじゃない?お互い愛し合ってるなら」



海はさらりと答えた。



な、なんか拍子ぬけ…



「あ、ありがとう海〜」



私は泣きながら海に言った


「ちょっ!!なに泣いてんのよ!!大丈夫!?桜」



だって嬉しくて…



海がこの恋を受け入れてくれたことがすごく嬉しくて…



泣けてくるよ…



「じゃあ中田屋のことについては桜から水野くんに話しなさいよね」



海は腕組みしながら言う。


「えっ私から?」



「えぇ、私が言うよりあなたが言った方が水野くんも喜ぶでしょ」



海は微笑んだ。



「わかった!!」



ありがとう海。



あなたはホントにホントの親友だよ…