その瞬間、しげみから出てきた何者かにあたしはその場に押し倒された 「ぶっ…無礼者!!」 あたしは罵声をあげた 「――お前こそなんだ……顔を見せろ!!」 しげみから出てきたのは男だった 暗くて顔はよく見えない。 その男はあたしが被っていた羽衣をとろうとする 「やめろっ!!離せ!!」 私は必死に抵抗するけど男の力に敵うわけがなくあっけなく羽衣を取られてしまった。