ガキンッ!!!!
しばらくして私の攻撃に春さんがよろめいた。
私はその隙を突いた。
「はっ!!!」
ビシッ…!!!!
「―――やめ!!勝者・姫様!!」
審判が大声で言った。
「ありがとうございました!!」
春さんと私は息切れしながら挨拶をした。
「いや〜やっぱ強いわねぇ姫様は!!」
春さんはタオルで汗を拭きながら言ってきた。
「いや〜春さんもさすがだったよ!!なんか前より強くなってたし!!」
私もタオルで汗を拭く。
はぁ〜こんなに本気になって戦ったのは久しぶりだったかもしれない…
私も、もっともっと剣術を磨かなくちゃね…