「んじゃ相手してよ、春さん」



私は頭にハチマキを着けながら言う。



「いいわよ♪いつもどーり手加減なしでいいわよね?」



「うん、手加減なんかしなくても勝てるし(笑)」



「あらまぁ、すごい自信ねぇ♪お姫さま♪♪」



「いいから早くやろうよ!!」


「はいはい♪分かりましたよ♪姫様♪」



私と春さんは向かい合わせになった