「俺、桜の甘い声聞きたい」



耳元で囁かれ、体にビリッと電流みたいな痺れが走る。



わたしは顔を真っ赤にした。



「ば、ばかっ!!」



私は笑い合った。



これからどうなっていくのか



そんなのわからないけど



全然不安じゃない。



あなたが隣にいれば



あなたさえ隣にいてくれれば



私はどんなことだって乗り越えられる。



あなたが私の勇気であり



希望なんだ