私は自分の部屋に戻ると座布団の上に座った。 「はぁ…」 自分の部屋から見える江戸の風景。 いつもと変わらない景色。 空は…空は今何をしているのかしら… 早く…夜にならないかな… 見知らぬ私をなんの迷いもなく一晩泊めてくれた空。 確か16から1人暮らしって言ってたわよね… 何か……私じゃありえないことが起こってる。 空は私より何倍も大人なのね…