「あ、あたりまえじゃないお父様に見つからないうちに帰らないと…」



「いいだろ別に」



「よっ、良くないわよ!!お父様に見つかったら空が大変……きゃっ」



空は私が話しているのを無視し、私を再び布団に押し倒した。



「ちょっ…空!!聞いてるの!?」



「ん〜…聞こえねー」



聞こえてるくせに!!
しらばっくれて!!



「昨日の桜すげぇ可愛かったな〜……初めて見たよ、あんな大胆な桜♪」



空は笑顔で私を見下ろしながら言った。



「なっ…なにいって…」



「もう一回する?」



空はニヤッと笑うと私の服の中に手を入れた。