すると彼女はちょっと慌てたように言った。



「あらま〜ごめんなさい、私…姫様に向かって無礼なことを…」



「いやっ!!いいの!!姫だなんて思わなくてもいいから!!遠慮しないで!!」



私は申し訳なさそうにする彩に言った。



「あらそう…?なんか悪いわね…」



「全然!!友達感覚の付き合いしちゃって全然大丈夫だから!!」



私は必死に言った。
また姫だからとかそうゆう理由で友達が出来ないのは嫌だったから…



「そう。じゃあ普通に付き合いましょ!!あ、私のことは彩でいいわよ」



「あ、じゃあ普通に桜で…」


私達は歩き出した。