気付いたときには遅かった。
だってここは完璧な防音室。
窓一枚ない。
助けを求められる人は?誰か来てよ!

ソンナヒトイルワケナイジャン。

アンタガコノケッカヲマネイタコトハキマッテル。

わずかな期待さえも抱けなかった。
そのままあたしは汚れた。