「ねぇ歌羽、今度の土曜、俺に付き合ってよ。」
「えっ?」
?マークが飛び交う。
「だ~か~ら、俺に付き合って。決定ね。」
「決定って・・・。でもなんであたしなの?」
「だってさ、細いし可愛いし。いろいろあって知り合いに可愛い子探しといてって言われてたし。」
あたしはこいつの好みなのか。勝手に決定されてるし。ってか知り合いに会うの!?
「ってことでここにきてね!待ってるから!」
渡された紙には××駅西口前交差点と書いてあった。
バイトも休みだし、ちょうどいい。行ってみよう。